

年齢、性別に関係なく幼児から高齢者まで受けることが出来ます。
ただし、聴力テストの結果、医学的に疾病のある方は、専門医に相談するよう勧告します。
効果に関しては、年齢よりもむしろ、トレーニングを開始する時点での耳の状態に左右されます。
例えば、ストレスが強くトレーニング中リラックス出来ない方は、仕上がりのテンポが遅れます。
また、効果に対する満足度は人によって異なりますので、一概には言えません。

言語に関して言えば、左耳から入った音声は、右脳を経由して左脳の言語中枢に届きます。
一方、右耳から入った音声はストレートに左脳の言語中枢に入ります。
右脳経由の情報処理は、左脳に直接インプットする場合よりも長く、
100分の1から200分の1の時間差があります。
また、発声コントロール回路も右耳経由の方が、左耳経由よりも60cmくらい短いそうです。
従って、外国語や音楽のみならず、全ての学習には、右耳が利き耳である方が断然有利なのです。

トレーニング終了後、特別大きな心理的ショックがない限り、毎日、指導を受けた方法で、
聴き取りの姿勢を正しく保ち、英語の音読を続け、利き耳を右に保つように心がければ、
改善された聴覚は元に戻ることはありません。
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